クワガタとカブトムシの成虫は何を食べる?
餌の選び方と与え方
クワガタとカブトムシの成虫には、市販の昆虫ゼリーを与えます。
果物も食べますが、傷みやすく、コバエや汚れの原因になります。初心者は昆虫ゼリーを基本にすると管理しやすいでしょう。
基本の餌は昆虫ゼリー
昆虫ゼリーは、クワガタ・カブトムシ用として販売されているものを選びます。
最初は、次のような製品で十分です。
- 液だれしにくい
- カップがつぶれにくい
- 継続して購入しやすい
高タンパクタイプや高栄養タイプもありますが、通常の成虫飼育では必須ではありません。
ゼリーは何個入れる?
基本は、成虫1匹につきゼリー1個です。
ただし、カブトムシや大型個体は消費量が多いため、必要に応じて2個入れます。
複数の成虫を同じケースで飼育する場合は、匹数以上のゼリーを少し離して設置してください。餌場が少ないと、強い個体が独占することがあります。
餌皿へ固定する
ゼリーは、餌皿やゼリーホルダーへ固定します。
マットの上へ直接置くと、次のようなことが起こります。
- ゼリーがひっくり返る
- マットが中へ入る
- ケース内が汚れる
- 成虫が食べにくくなる
クワガタもカブトムシも力が強いため、可能であれば安定した餌皿を使用しましょう。
ケース内には、樹皮や木片などの転倒防止材も入れてください。
ゼリーを交換するタイミング
ゼリーが残っていても、状態が悪くなったら交換します。
次のような場合は、新しいゼリーへ取り替えてください。
- 乾燥して硬くなった
- マットが大量に入った
- カビや強い臭いがある
- コバエや幼虫が見られる
- 中身がこぼれている
- 汚れが目立つ
夏場は傷みやすいため、毎日確認します。
特にカブトムシは食べる量が多いため、餌切れにも注意してください。
果物を与えてもよい?
バナナやリンゴなども食べますが、昆虫ゼリーより管理が難しくなります。
果物は傷みやすく、コバエやダニ、臭いの原因になります。与える場合は少量にし、その日のうちに食べ残しを回収してください。
スイカやメロンなど、水分の多い果物はケース内を汚しやすいため、避けた方が無難です。
餌を食べないとき
羽化したばかりの成虫は、すぐに餌を食べないことがあります。
また、クワガタとカブトムシは夜行性のため、昼間に食べていなくても、夜間に食べている場合があります。
餌を食べないときは、次の点を確認してください。
- 羽化から十分な期間が経っているか
- 夜間に食べた跡があるか
- 温度が低すぎないか
- ゼリーが乾燥していないか
- ほかの個体に餌場を独占されていないか
- 大顎や角が邪魔になっていないか
- 脚の力や動きが弱っていないか
これまで食べていた個体が急に食べなくなった場合は、温度変化、転倒、争い、寿命なども含めて観察します。
オスとメスを一緒に飼う場合
ペアリング中は、ゼリーを複数設置してください。
オスが餌場を独占したり、メスを追い回したりすることがあります。
交尾を確認した後は、長期間同居させず、個別管理へ戻した方が安全です。
餌管理の基本
初心者は、次の5点を覚えておけば十分です。
- 基本の餌は昆虫ゼリー
- 1匹につき最低1個を用意する
- カブトムシには多めに用意する
- ゼリーは餌皿へ固定する
- 毎日、残量と汚れを確認する
クワガタとカブトムシでは食べる量に違いがありますが、管理の基本は共通です。
餌を切らさず、清潔で食べやすい状態を保ちましょう。



